聖書

イエス・キリストを知る:神のことばの特徴

イエス・キリストを知る:聖書の学びシリーズで、聖書全体を通して学ぶことの大切さ聖書は神のことばであること、そして、学ぶ究極的な目的は、主を知り、主ご自身を喜ぶことについて、これまでに見てきました。今回は、他の歴史的な書物や宗教書と違い、神のことばである聖書はなぜ、特別な書物なのかを、The MacArthur Study Bibleの中から7項目を、みことばを通して見ていきたいと思います。聖書を紐解き、読む時に覚えて置かなければいけない大切なポイントです。そこから、何故聖書を学ぶことが大切なのかが分かると思います。

1. 全体において全く誤ることが出来ない神のことば

詩篇19:7 主のみおしえは完全で、たましいを生き返らせ、主のあかしは確かで、わきまえのない者を賢くする。

ここでは、もちろん霊的に死んだ者に新たないのちを与えて(新生)イエスを信じることが出来るようにして下さることや、キリストに似た者へと成長させて下さること(聖化)についても書かれていますが、今回のフォーカスは「完全」と言う所に置きます。ヘブル語でתָּמִים (tâmîym)と言う言葉が使われていますが、「全体、真理、欠損の無い、完全な」と言った意味です。神は完全で真実であり、嘘をついたり間違えたりすることが出来ない方です。そして、その神がみことばを語られ、聖書として私たちに与えて下さいました。ですから、聖書は全体において真実であり、ひとつも欠けることなく、誤りがないということです。聖書は、間違える事が出来ない神のことばであり、そこに記されていることはすべて真実です。

2. 聖書は一つ一つの部分においても誤りのない神のことば

箴言30:5-6 神のことばは、すべて純粋。神は拠り頼む者の盾。神のことばにつけ足しをしてはならない。神が、あなたを責めないように、あなたがまやかし者とされないように。

「純粋」はヘブル語でצָרַף (tsâraph)、「試される、精錬される、不純物や誤りの無い」と言った意味です。全体において誤ることの出来ない神のみことばだけでなく、それぞれの箇所においても一つ一つが神の真実の誤りなきことばなのです。

上の二つの項目は聖書の無誤無謬性についてです。

3. 聖書は完結、完成している神のことば

申命記 4:2私があなた方に命じることばに付け加えてはならない。また、減らしてはならない。私があなた方に命じるあなた方の神、主の命令を守らなければならない。

黙示録22:18 私は、この書の預言のことばを聞くすべての者にあかしする。もし、これにつけ加える者があれば、神はこの書に書いてある災害をその人に加えられる。19 また、この預言の書のことばを少しでも取り除く者があれば、神は、この書に書いてあるいのちの木と聖なる都から、その人の受ける分を取り除かれる。

聖書は一冊の完結、完成した神のことばであるので、それに何もつけ加える必要はないのです。黙示録を最後として聖書は閉じられました。神が変わることのない不変の神であるのと同じように、一度閉じられた聖書も変わることのない神のことばです。聖書を除いては、神が直接語ること(特別啓示)はもうすでにありません。中には神は今も新たに人に語りかけられていると言われる方もおられます。しかし、それが神のことばであるなら、聖書と同じ位置ずけをすることが出来きます。それは、黙示録22:18の警告に反して、聖書の最期の書簡である黙示録に付け加えることになります。また、その他の聖典や外典のようなものを聖書と同様に神のことばとされる方もおられます。また、神を知るには、聖書に人の考え、感情、科学(啓蒙思想)、霊性(神秘主義)、知恵、哲学などを加える必要があるという人もいます。これらは自由主義神学(リベラル神学)とか、新正統主義(ネオ・オーソドキシー)のルートになりました。人の意見を基準にしている為に沢山の混乱が生まれ、神のことばから目を離して、自分だけに語られる神のことばを求めてしまう方もいるのではないでしょうか。また、神の臨在を体験したいと言われる方が多くいます。もし、神を近くに感じて、共に歩みたいと願うのなら、聖書の色々な箇所をバラバラに読むのではなく、まず新約聖書に焦点を置いて読み始めましょう。そして、祈りの中、少しずつでも良いので、毎日欠かさずに読みましょう。その際に、自分の好きな所だけでなく、書簡一冊ずつ聖書全体を読んでいきましょう。神を知り、神との交わりを喜ぶ為には、神のことばである聖書だけが必要なのです。

4. 権威があり、覆されない最終的な神のことば

イザヤ1:2 天よ、聞け。地も耳を傾けよ。主が語られるからだ。

詩篇119:89 主よ。あなたのことばは、とこしえから、天において定まっています。

天にある数え切れない星、太陽、月でさえ、主に聞き従い、その諸法則から外れません。まして、人である私たちは、主を無視することなど出来ないのではないでしょうか。自分の好きなみことばだけでなく、聖書は全てが神のことばであるので、私たちが聖書を正しく理解して、神のことばとして全てを受け入れ、信じて従うことを聖書は要求します。なぜなら、主が語られたからです。聖書はただのディスカッションのための本ではなく、私たちが聞いて従うためのものです。ここでは、聖書の権威について触れました。

5. 救いと成長など信徒の霊的必要を満たすのに十分な神のことば

2テモテ 3:15-17また、幼い頃から聖書に親しんできたことを知っているからです。聖書はあなたに知恵を与えて、キリストイエスに対する信仰による救いを受けさせることができるのです。聖書はすべて神の霊感によるもので、教えと戒めと矯正と義の訓練とのために有益です。それは、神の人が、すべての良い働きのためにふさわしい十分に整えられた者となるためです。

御霊の働きによって、聖書は救いへと導いてくださるのに必要な神のことばです。そして、神の子としてふさわしい歩みを教えてくれます。滅びに向かっている者を救いに導き、そして神にあってキリストに似た者としてくださるのです。私たちの霊的成長に必要な書物は聖書だけです。

6. 約束されたことは必ず成就される神のことば

イザヤ55:11 そのように、わたしの口から出るわたしのことばも、むなしく、わたしのところに帰っては来ない。必ず、わたしの望む事を成し遂げ、わたしの言い送った事を成功させる。

聖書の約束は、ただの紙の上の約束ではなく、必ずそのように成就させて、約束した通りに事を起こしてくださる力があります。

7. 人生と永遠の行方を決定付けるものであり、救いの確信を与える神のことば

ヨハネ 8:47 神から出た者は、神のことばに聞き従います。ですから、あなたがたが聞き従わないのは、あなたがたが神から出た者でないからです。

ヨハネ3:36 御子を信じる者は永遠のいのちを持つが、御子に聞き従わない者は、いのちを見ることがなく、神の怒りがその上にとどまる。

神のみことばを聞いて従うか、聞いて従わないかによって、私たちが神のものとされているか、それとも神のものとされていないのかが決まります。つまり、天国か滅びかのどちらに向かっているのかが決まるのです。自分が救われたかどうかを知りたい方は、1ヨハネの手紙を読んでみてください。1ヨハネ5:13にこうあります。 「私が神の御子の名を信じているあなた方に対して、これらのことを書いてきたのは、あなた方が永遠の命を持っていることを、あなた方に良く分からせるためです。」私たちが主を知っていると言うのが大事ではなく、主が私たちを知っているかが大切なのです。(マタイ7章)ちなみに、聖書で「知る」という言葉は、夫婦の親しい交わりをあらわしています。

今回は、聖書の特徴を7項目、みことばから見ました。 主の麗しさを見て、主ご自身に満足して、主を喜びとするには、みことばからご自身を現された神を学び知る必要があります。インスタントに出来ることではなく、日々の積み重ねです。 私たち自身が、人から聞いたイエスを知って信じるだけではなく、サマリアの人々が、「もう私たちは 、あなたが話したことによって信じているのではありません 。自分で聞いて 、この方がほんとうに世の救い主だと知っているのです 。 」と言えるようになる必要がありますよね。

良ければ、フォローしてシェアして下さると幸いです。

栄光在主

参考資料

  • New American Standard Hebrew-Aramaic and Greek Dictionaries: Updated Edition
  • A Concise Dictionary of the Words in the Greek Testament and The Hebrew Bible
  • The MacArthur Study Bible
  • John MacArthur’s Sermon “How to study the Bible” from Grace to You

1947年に発見された死海文書

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