Church in Victoria:ビクトリアの教会

カナダのビクトリアには沢山の教会が至る所にあります。プロテスタント、カトリック、モルモン教にエホバの証人など、Googleでサーチをすると170を超えています。そのほとんどの教会が聖書の教えに立っていると書かれてはいますが、Ligonier Ministryの統計からも明らかですが、実際には、聖書の教えに忠実に基づいているところは、このビクトリアでも片手で数える程です。教会のサイトで信仰信条が書かれていない教会は避けた方が安全かも知れません。もし、明記されていても、教える内容がそれに沿っていない教会も沢山あるので注意が必要です。教会が聖書に忠実かどうかを調べるのに一番分かりやすいのが、「福音とは何ですか」とか、「天国に神様が私たちを入れてくれる理由は何ですか」と牧師と役員の方に質問してみることです。本当の救いにあずかる者は、キリストをあかしする為に喜んで答えてくれます。その答えが、「神様はあなたを愛しておられ、素晴らしい計画を持たれています。重荷を負って疲れている方はイエス様の所に来て、救われて下さい」と人にフォーカスを置いた福音を説明するならば、プロテスタントの宗教改革で再発見された福音からは離れた過去100年の間に考え出された、聖書の一部にだけフォーカスを置いた異なる福音です。また、「イエス様を信じているからです。」だけで、「何故信じていると天国に入ることが出来るのか」と言う答えが返って来ないなら、聖書の教える福音からずれている可能性があります。その答えは、「福音の核となるメッセージ」の投稿で読むことが出来ます。福音が曖昧になっているのも、「みことばの意味はみことばから」という聖書の解釈の原則から離れたために、聖書の意味もそれぞれ読み手が決めてしまう為です。

ビクトリアにも日系人教会、中国人教会、韓国人教会、ロシア人教会と移民の方からなる教会があり、それぞれの言葉で礼拝が持たれています。しかし、出席者の数が少ない為、超教派の教会となり、リベラルな教会が多くなり、悲しいことに、忠実に聖書の福音が語られない傾向にあります。もちろん、これらの教会がカルトだから気をつけて下さいと言っているのではありません。以前ビクトリア日系人教会に10年以上通わせて頂きましたが、来られる方々は皆さんとても親切です。遠く日本を離れたビクトリアの地で、日本語を話せるソーシャルグループがあり、安全な所ですので、初めての方にはとても心強いと思います。また、色々な情報も交換できる場として良い所かも知れません。しかし、残念なことですが、リベラルな傾向が強い為に、聖書の福音を見失い、聖書に従って神を礼拝する教会ではなくなってしまっています。少し厳しく感じるかも知れませんが、これはイエス・キリストの福音と人のたましいの行方がかかっているからです。ビクトリアで唯一のプロテスタントの教会とあるこのビクトリア日系人教会を、聖書の視点から見てこちらで紹介しています。

その為に、日本でクリスチャンの方が海外に来られ、礼拝を守ろうと、聖書に忠実なプロテスタントの教会を探される時、実際にどこに行けば良いのかなかなか分からないのが現状です。このカナダにあるビクトリアの町で、しっかりとした教会で、初代教会のように人種の壁を越えて共に唯一まことの神を礼拝したい方、教会に興味を持たれる方へ、聖書に忠実な教会をいくつか紹介します。その中でも、聖書に忠実にみことばを教え、神のことを学ぶだけでなく、御霊の力の現れによってメッセージを取り次いで下さる聖書に忠実な改革派の教えに従った牧師がいるBeacon Churchというお勧めの教会があります。そこでは、定期的に集まって、学び、また夕食を食べたりと、色々な形で信徒が互いに愛しあっている教会です。また、小さなお子さんがいらっしゃる方は、子供が迷惑をかけてしまうのではと心配になりがちですが、この教会はそのような子供たちも暖かく礼拝に迎えて下さいます。礼拝中も子供たちが一緒にいるのでその声が聞こえたりと、大人子供関係なく共に礼拝を持てる教会です。クリスチャンでない方も是非、一度立ち寄ってください。また、良ければ連絡を下さいね。

小さな子供も礼拝に交じって賛美をささげ、みことばと説教の恵みをいただきます。
Scene from Mt. Tolmie
Mt. Tolmieからビクトリアの町の景色。冬の間は葉っぱが落ちてスカスカで家が良く見えますが、夏になると木で隠れています。
parliament building
ブリティッシュコロンビア州の州都であるビクトリアの州議事堂は観光スポットとなり夏は賑やかです。

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