「神の戒めを守らなければいけないなんて、律法主義じゃないですか?クリスチャンは律法の下ではなく、恵の中に入れられ、奴隷ではなく自由にされたのです!」と言われる方が沢山おられます。今回は、多くの誤解がある、義認、聖化と律法主義について触れていきます。また、神が買い取られた奴隷に、神は何を求められるのかについて、キリストと信徒の関係の2つ目の特徴を見ていきます。
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奴隷5:キリストに買い取られた者
キリストを信じて従うということは、自らがキリストの奴隷となるということです。このギリシャ語で奴隷の意味であるduolosという言葉は、キリストとクリスチャンの関係を表現する時に最も頻繁に使われる言葉です。残念ながら、日本語や英語の聖書では、「しもべ」と誤訳されていることを見てきました。前回の奴隷と主人と福音のおろかさから、奴隷の対義語である主人という言葉にフォーカスを置いた後、これらの言葉の理解がどの様に今の時代の福音宣教に影響を与えて来たかを見ました。今回からは、この主人と奴隷の関係を学ぶ事によって、キリストと私たちの関係について、この上もない祝福となる、クリスチャンの特徴である5つの真理を、聖書から見て行きます。